ブログで本の読み方が変わった
ブログでオレの本の読み方は変わった。
本嫌いのオレでも、著者の「温度」「人間味」を感じたらどんどん読み進められることがわかった。
その「温度」を感じることができたのが「ブログ」のおかげだった、というお話。
だいたい「自己啓発本」は、心が弱ってるときこそ、何とか今の状況を変えたいと思ってるときこそ
手にとってしまうもので。
でも「自己啓発本」って
「成功者による超前向きな人をもっと加速させるための本」
というイメージがあって、「自分とは違う世界の人たちの話」という「距離感」を感じるのです。
実際読んでみてもそんなときは大体弱ってる時やから、「この人らはすごいなぁ…」と思いながら読んで、
だんだん「暑苦しいなぁ」と感じ出して、しまいまでついていけずに途中で読むの挫折してました。
今度も紀伊国屋の店先でたまたま見つけた本があって、いつもその手の本や研修は
「暑苦しくて」どうせ挫折するやろうと思ったが、
「ためしにどんな人なのか調べてみよう」
と思って調べてみたら著者の公式サイト 発見。
サイトを見て「暑苦しいパターンかなぁ」と思っていたが、著者のブログ を読んで
「こんな人生の経験者・成功者ですら、今この瞬間でさえ、同じような悩みを持っているのか」
という「人間臭さ」を感じたのでした。
それが「読もう」と思ったきっかけだった。
本がよかったのか、ブログがよかったのかはわからないけど、
「久々に有意義な読書だった」「もう1回読み直そう」
と思えたのは久々。仕事への姿勢も変えられている…気がしている。徐々に。
物書きの皆さんが、こんな風にありのままの「温度」をブログみたいなもので発信してくれれば、
オレみたいな単純な人間には、とっつきとしてとてもありがたい。
著者のブログを読んで、思ったことを感想としてコメントすると、それに対して(?)記事を書いて下さったようで。
「前人未到に挑戦するときに
誰もがひるむ。
だれもが震える。
そして、その震えるようなストレスをやる気に変えるだけだ。」
オレの場合は前人未到ではないが…震えるようなストレスをやる気に変える、という「考え方」を
理解できた気がします。
そんな感じで、私が読んだ「THE BOOK of the year 2008」にノミネートしたい本はこれです。