ハロウィン・ディズニー
週末、夜行バスに揺られて、ハロウィン真っ只中のディズニーへ行ってきました。
前回ディズニーへ行ったのが6月だから、4ヶ月「ぶり」というべきか、「わずか」4ヶ月で、というべきか。
個人的にはディズニーのイベントの中では「ハロウィン」が一番好きだ。次に「クリスマス」がいい。
ディズニーの何がいいか?
感動して涙が出るのだ。
去年のクリスマスシーズンにディズニーランドに来たときは、運よく抽選に当たって
クリスマスショーを観ることができたが、メッセージ性が強くて感動してしまった。確か、
「協力し合わなかった木の精たちが、ミッキーの呼びかけで力を合わせて、大きなクリスマスツリーを作る」
っていう感じやったと思う。
あとは、開園から閉園までがひとつのエンターテインメントになっていることを感じられることに
いつも感動する。
ま、ハロウィンは「感動」という感じではないのだけど、にぎやかでカッコいいから好きだ。
例年、ハロウィンはパレードだけなのだが、今年は夜のショーイベントもあり、
年間入場者数が減ってきた中で何とか取り戻そうという意気が見える。
でも、ショーを観て(抽選は外れましたが…)感じたのは、
「何だか大人向け」ということ。
ショーは設定からして「ロックパーティ」。
ショーが本格的に始まると、客席のゲストは「立ち上がって!」と促される。
オレとハニーは草葉の陰からのぞいてたのだが、観客席の後ろのほうに座っていた小さな子供たちは、
前の大人がみんな立つもんだから、おそらく前のほうは全く見えていなかっただろう。
「ヴィラン(ディズニー作品の悪役達)が来たら、みんなで大きな声で『ブーイング』して追い返すんだ!」
なんて、子供に教えていいのかなぁ。
子供の数が減っているので、アミューズメント業界はテレビゲーム業界同様に
「大人顧客の囲い込み」が急務になっている。
だからまず親を取り込もう、というのはわかるけど…
ディズニーにはウォルトの頃から続いている信念を貫いて欲しい。
オレがディズニーランドに来たら必ず感動して涙が出るシーン…
「エレクトリカル・パレード」の「It's a small world.」のシーン。歌詞がいいよね。
http://www.e-storybank.com/archives/2005/08/20050806_1.html
ここを読んで、It's a small world.の生い立ちを知るとまた泣けてきた。
「平和な世界とは一体どのような世界なんだろうと考えたウォルトは、
それは『子供達の世界』なんではないかと思いつきました。
誰でも子供の頃は、肌の色が違っても、言葉が違っても、今日出逢って手をつなげば皆友達になれた。
そしてケンカをしても明日には、すぐに仲直りもできた。
それなのに大人になると一体どうして、
友達になれなかったり、ケンカの後に仲直りができなくなってしまったのだろう……。」
(上記サイト「香取の日記」の2005.08.06「イッツ・ア・スモールワールド」より抜粋)
夜のエレクトリカルパレード待ちのシンデレラ城。
工事中でフロントが布張りなのもご愛嬌。