告白
21日の日曜があまりに辛かったので、月曜の振休休出を利用して地元の病院へ。
症状についてカルテを書く。正直に。
朝が辛い、食欲がない、日中の嘔吐感、頭痛…。
そして診察。
ああいう診察は、自分の書いたカルテを基に先生が診察をされるので、症状の度合いはいくらでも操作できるなぁ、と思った。
先生からの質問で印象的だったやり取りは、
先生「学生の時に行き詰ったりされたときは、どういう風に解消されてましたか?」
mar「アルバイトを楽しんでできていましたので、バランスが取れていたように感じます」
先生「それを今に当てはめてみたら、あなたの今の解消法は何ですか?」
mar「…。」
確かに、仕事と相対するように取り組んでいるものはないなぁ。
「軽い『うつ』の症状は見受けられますね」と。
休むか、薬の力を借りるか、といわれて「抜けられないプロジェクトがありますので薬で何とか治したいと思います」といって2週間分の薬を受け取りました。
その日のうちに、会社で上司に病気を報告。
「軽いので…」とは言っているつもりだが、若い人たちばかりの事業部は大騒ぎ。
独りで切り盛りしていたプロジェクトは来月にスライドされ、定時退社命令。
そりゃそうか。「うつ」やもんな。
それからは毎日「対談晩餐」。
自分でも、自分を見つめなおすいいきっかけとなる話が聞けた。
月曜は早速、「『重度』うつ」経験者の元上司と地元のお好み屋でトーク。
「プロジェクトは遅れるもの」
「お前はまだ今の仕事なんて始めたばっかりやないか。責任はない。」
「仕事から切り替えられるような趣味のようなものを。」
水曜は人事の方に、病気の話と「キャリアプラン」の話を。
「大学院まで学んでいた人を別の畑に配属したことは、ジョブマッチングに誤りがあったかもしれないが、そのときの会社の方針もあったと思う。」
「こうしたい、という要望があれば、人事はすぐに動ける。動くことが人事の仕事。」
「具体的に今の話を聞けば、適した職場は本社だろう。」
木曜は東京に行った部長と現状の話を。
「病気の話を聞いたとき、すぐに『ネットワークをやりたい』といっていたことを思い出した。そのことが引きずってるんじゃないか?」…ご名答。
「きっとそのことで心もしんどくなるから、部署の移動を希望するなら、いつでも口をきくから。」
決心はついている。
このまま今の仕事を続けても、自分がしたくない仕事をしていることを言い訳にして、いつまでも愚痴をたれるだけだ。
人事の方の積極性と、部長の心強い言葉に心は決まった。
今のプロジェクトを無事に終わらせたら部署移動できるように、本格的に動き出そう。
・プロジェクトは進める
・それと並行して、人事・部長と連携して部署異動の意志を伝える。問題は時期だが…休暇で考えよう。
おれのキャリアプランは
・汎用的なネットワークシステム技術を習得し、エキスパートになる
・新しいネットワーク技術を積極的に学び取り入れる
・それらを使って他のエキスパートの技術と組み合わせて、新しいエンターテインメントを創出する
・それにより人に幸せと感動を与える仕事をする
この会社では、上の2つを得るのだ。