心の時代
ハニーのおじいさんの葬儀に参列してきました。
宗派は浄土真宗でしたが、どこの宗派でも変わらない
「おかげさまの心を忘れない」というお話がお坊さんからありました。
オレは本当にそのとおりと思う。
「おかげさまの心」、要は
他人あっての私、他人様を思いやる気持ち、今日に感謝する気持ち、
食べられるありがたさ、ご先祖への感謝、ご縁への感謝、…
そういうことが本当に大事なのだと思う。
日々の生活だけにかかわらず、仕事、経済活動、そして政治を通した国の在り方、全てのことに。
昔は、そのよりどころのひとつが「宗教」だった。
現代の世界でも、いろんな宗教があり、ある程度その教えに依っているといえる。
今の日本に、そのような「よりどころ」「芯」があるか?
「宗教に縛られない自由な国」と長い間吹いてきた、なれの果てが今のこの国だ。
国民を見ない政治、子殺しの親、非道を犯す人間を生み出す教育をしているのが今の姿だ。
でもそれは仕方がない。
戦争が終わり、信じていたものは壊され、何もなくなった。
そんな中で先人は、必死になって子を食わせ、みんなで幸せになり、一人前の国に戻ろうと
全力で走ってきた。その結果なのだ。
だから今私達がいる。そのことを誰も責められない。
しかし日本は今こそ、もう一度国として「よりどころ」を見直すべきではないだろうか。
そしてその最善が「宗教」なのであれば、それを選択することもよいのではないだろうか。
どの宗教も、基本は変わらないと思う。そこを教育し、政治のよりどころとすればいいのではないか。
まさに「心の時代」だと思う。
オレもそういう、心の持ち方を助ける仕事がしたい。
多少ばかりのお金にかかわる知識と、生まれ持った性格と、社会に出て経験してきたことがあれば、
こんな時代を生きる人の、ためになる仕事ができるんじゃないかと思っている。