自分がいま、学生・新社会人に言葉を掛けるとしたら「何でもいい、勉強しいや」したくてもできない時はすぐに来る
(イメージ出典:矢印イラスト「減少グラフ」- 無料のフリー素材さん)
自分は1児の父で、しがないサラリーマンですが、ある程度歳を食ってくると若い人に教えを請われることもあります。
最近、そんなときに(請われなくても…)かけているのは、
「何でもいい、好きなことでいいから、今のうちに勉強しいや」
と言っています。
なぜか?
それは自分の反省も込めて
社会人になると、自分ひとりの時間は急激に少なくなる
ということを、伝えたいからです。
「努力が足りない」とお叱りの声が聞こえてきそうです。
実はうちの場合は、夫である自分より嫁さんの方がもっと大変です。これは後で書きます。
…さらにお叱りを頂きそうです。
社会人になると、極端に時間がなくなる
振り返ると、就職したあたりから自分の時間が少なくなり、それは結婚・子供を授かるというステージを経る毎に、急激に少なくなったように感じます。
週末ですか?
週末は子供の面倒を見るので、なおのこと自分の時間はありません。
子供を儲けなければよかった?
それは全く違います。
価値観は人それぞれなので触れませんが、自分は子供を持てて本当に幸せです。
私は、
「もっと時間があるうちに勉強しておけば、家族をもっと幸せにできたんじゃないか?」
と反省しているのです。
嫁さんはまさに、自分の時間が「ない」
さらに、共働きをお願いしている嫁さんは、もっと大変です。
自分は片道1.5時間の通勤時間があるから、その間に本を読むなりできますが、
嫁さんは保育園に預けたら会社に直行、時短で働いた後に直行で子供を迎えに行きます。
子供の世話、家事に追われ…仕事以外の時間は、ほぼ子供につきっきりです。
子供を寝かしつけた時にはもうヘトヘトです。
自分も家事をしなければいけないのに、残業ばかりして全くできていません。
嫁さんには、本当に頭が上がりません。
だから、時間を無駄にせず、勉強してほしい
会社は、他人は、あなたやあなたの家族を守ってくれません。
だから、自分の大事なものを守るために、自分の意思を貫けるように、組織や他人に振り回されずに生きるために、どうか勉強してほしいと思います。
だから、「今のうちに勉強しいや」と声をかけているのです。