Windows Serverで環境変数を更新した場合は、リモートセッションもリセットする
Windows Server 2003で環境変数を更新した場合は、リモートデスクトップ接続で使用するリモートセッションもリセットすること。そうしないとセッションに環境変数の変更が反映されない。
どうやらセッション確立時に環境変数を読み込んでいるようだ。
このため、セッションが維持されたままアプリケーションのインストールなど、環境変数を書き換える処理をしたとき、すでに確立されているリモートセッションからもあたかもアプリが使えるように見える。しかし実際は最新の環境変数を読み込んでいないので、このままアプリを起動しても動かない。
おそらくOSを再起動すれば、自動的にリモートセッションもリセットされる。
OracleServerのようなサーバアプリケーションをセットアップした際は、必ずOSを再起動するようにすれば間違いない。
再起動できない環境(サービス継続が必要だとか)の場合は、明示的にセッションを開放してやる必要がある。「管理ツール」−「ターミナル サービス マネージャ」で表示される「このコンピュータ」のセッション一覧で、状態が「Disconnected」になっているセッションをリセットする、または状態が「Active」になっているリモートセッションを切断する必要がある。ただし「Active」セッションはどれかのクライアントがリモートデスクトップ接続しているということ。十分に注意が必要。