Marの人生の一片

Marの人生の一片

アメブロから引っ越しました!大阪→鹿児島→京都→東京→京都と渡り歩いた、子育て中年サラリーマンの備忘録です

理想の父・夫・男・上司・先輩であるために、輝ける仕事をしなければならない、と今さらながら気づいた

いい仕事をするためには、

「自発的に動く」

「リーダーシップを発揮する」

「コミュニケーションを重視する」

などなど言われますが、

 

最近それはテクニックや経験、心掛けなどではなく、

「自分が没頭できる仕事をする」

ことに尽きるな、と思うようになりました。

 

自分が没頭できる、そして心の底から「成就したい」「成功させたい」と思えば、人間、テクニックや心がけではなく、必要なアクションを取るものなのではないでしょうか。

 

 

まあ、最近自分が仕事で失敗しまして。

新しい環境で、経験のない分野を経験のない立場でやることになり、…正直、自発的ではなかったと思う。

任せてくださった方々には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、一方で人のせいにする自分もいる。

あと、自分が前職で経験してきたことの、何とちっぽけなことよ。

 

なんでこうなってしまったんだろう?と反省する中で、

「自分はその仕事を成功させたい、と本当に思っていたのか?」

との疑問に至りました。

 

危機感のなさ、なのかもしれない。

でも危機感は

「失敗したら冷たい目で見られる」

「失敗したら給料が上がらない」

っていう、外的なもの、不要なプライド、から生まれてくるものでしょう?

自分のようなダメ人間は、そういう動機で健全に仕事をし続けることは難しいと思う。

…守るべきものがあるにもかかわらず。

 

いや、

やる気がなくてもそれなりに結果を出せたり、

テクニックで乗り切れたり、

危機感をモチベーションに変えたり、できる人のことを「プロ」と呼ぶのでしょう。

それはその通り。

 

「好きなことを仕事をする」

というキーワードは流行り文句で、当らずとも遠からず。

 

社会人になりたてのころに教えられた、以前いた職場の標語

「仕事を好きになる」

という言葉にはすごくアレルギーがあったのです。

「そんなこと、あり得ないだろう」

と。

ちょうど自分が望んだ配属が叶わなかったこともあって、嫌悪感があった。

 

しかし今は、

「これが自分の仕事だ!」と思える仕事をする、

と読み替えれば納得がいく。

そうすれば、自発的に仕事がうまくいくように取り組むし、いろんなことが苦にならないと思うのです。

苦手な人との交渉とか。

残業代のつかない仕事とか、勉強とか。

 

 

自分は結構いい歳で、守るべき家族(とローンと保険…)もあるし、嫁さんに対してはいい夫でありたいし、子供にとってはいい父でありたい。

前職では上司・先輩としても頼られる存在だった、と思う。

 

そのためには、やはり仕事を通じて輝いていなければいけない、と思う。

でも自分は優秀ではない。

輝くためには「これが自分の仕事だ!」と思える仕事をしないといけない。

 

幸い、時間も取れそうなので、「自分の仕事」を見つけてみたいと思う。 

 

こんなことを考えるきっかけをくれた本よ、ありがとう。