Googleドキュメントがアツい! …「クラウド」と自作PC…
Googleドキュメントが便利なので、「吸出し」待ちがてら書きます。
後半、内容が難しくなります。
Googleドキュメント、ぜひ使ってみてください。
ちょうどあの暴力的に高価なMS Officeが、ネット上にあって、それをブラウザ画面で操作するイメージです。
操作感はOfficeと若干の違いはあるものの、使い込んでいない人から見ればほとんど大差ない印象を受けるはずです。
仕事ではまだまだOffice依存していますが、自宅用にはOfficeはほぼ要らないと思っています。
特にスプレッドシート(Excelの代わり)が秀逸。以前は書式や関数がイマイチでしたが、現在はかなり改善されてきています。
プレゼンテーション(PowerPointの代わり)はまだ使ったことがありませんが。
いわゆる「クラウドサービス」の一例ですね。
単にソフトが置き換わっているだけではなくて、ネット上での運用を前提にしているので、どこからでもアクセスできるし、見せたい人にいくらでも見せられる、ということです。
それは逆に言えば、ローカルに残さない、ということでもある。情報漏えいリスクへの対策にもなりえる、ということです。
これは「自作PCユーザー」にも大きな意味がある。
自作ユーザーにも種類があって、「自分の目的に特化したマシンを組みたい」人と「マシンを組むこと自体が楽しみ」な人がいる。
前者にしてみれば、目的を達成するツールとそれを満たす十分な性能を持ったハードがクラウドにあれば、もう自分で組む必要はなくなる。オレも真っ先にそう思ったのです。
「あ、動画のエンコード処理を高速にやってくれるクラウドがあればうれしいなぁ」って。
将来、個人ユーザーは手元にネット環境とビューア程度の性能のPCを持っていて、ほとんど全てのことをクラウドでやるようになる。高性能なPC、超高速なネット回線は必要ない。これはケータイにもいえる。
で、プロバイダはネット接続サービスと高性能なクラウドサービス…文書作成、メールや通話、コンテンツ編集、…を抱き合わせてユーザーを確保する。
それで、そのプロバイダを支えるデータセンタが隆盛を迎える、と。
もしかすると、クラウドサービスがマジョリティになる頃には、私達のような自作PCの分野はものすごく寂れているかもしれない。さびしいなぁ…。