Marの人生の一片

Marの人生の一片

アメブロから引っ越しました!大阪→鹿児島→京都→東京→京都と渡り歩いた、子育て中年サラリーマンの備忘録です

カネを預かる側は、「熱意」と「テクニック」で「プレゼン」せよ!>事業仕分け

Yahoo!ニュース「行政刷新会議事業仕分け
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/budget_requests_screening/

“必殺仕分け人”蓮舫氏、自らも傷だらけ!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000025-sph-soci


仕分け人は、もちろん「削減してなんぼ」「削減幅が自分達の評価」という面ももちろんあろう。
けれど私は、この「仕分け人」の立場は、ちょうど企業間取引でいう「発注者側ご担当」とよく似ている、と思う。

要は、「ただやみくもに減らしたい」わけじゃなくて、
「何でこの金額になるのか、経営者(政府)に説明しないといけないから、私(仕分け人)を納得させて欲しい」
ということなのだと思う。
これは民間のやり取りでは当然のことだ。

それが日々記事で観るような説明では、仕分け人が「これは要ると報告できますね」となるわけが無い。

あと枝野さんが、説明者側の「プレゼンテーション能力」が少なからず影響している点を指摘していた。
これも民間では当然。コンペになるんだから、中身の出来がどうだろうがプレゼンで負けたら「負け」だ。



カネを出す政府は「発注者」として、
「何でこの金額なのか?将来にどういう効果があるのか?」
を聞いているのだ。
カネを使う側はそれを無理にでも定量化して、発注者側に納得してもらった上で事業に当たることが絶対なのだ。
こんなこと、民間では当然のことだ。


それを、科学者御大や知事連中といった外野が「仕分け人ふぜいが、知りもしないくせに生意気を…」というようなことを言っている。

恨むなら自分達の代表である「プレゼンター」を恨め。発注者の納得が得られなかった、それだけのことだ。
本当に使い道に大義があるなら、今からでも事務所に駆け込んで訴えればよいだろうが。
事業の最終判断は1月であろうから、まだまだチャンスはある。あきらめないことも、民間では当然のことだ。