Marの人生の一片

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アメブロから引っ越しました!大阪→鹿児島→京都→東京→京都と渡り歩いた、子育て中年サラリーマンの備忘録です

日銀利下げ

いつも聴いているポッドキャストでお話されている伊藤洋一さんが、今回の日銀利下げの「発表の仕方」について書いています。

http://arfaetha.jp/ycaster/diary/post_546.html

要は

「『4対4の賛否同数・議長決裁により、政策金利を0.2%下げの0.3%への引き下げ』

と発表したら、普通は

『ああ、4人は引き下げには反対だったんだ』と思うやろ」

ということです。

実際は反対の内訳は「0.25%引き下げよう」が3人、「据え置こう」が1人。

つまり、「引き下げ反対が半数」だったのではなく「8人中7人が引き下げ意見で、会合の多数を占めた」というのが真実だった。

反対4人の意見の内訳が発表されたのは、会合の発表が終わってから1時間後で、これでは会合発表での意味合いが全く変わってしまう、と。

ごもっとも。

伊藤さんはご自身のサイトで「思い込みかも知れないが、最初はそう思った」とも書いておられる。

何でもそうやけど、有事での日本当局の不手際を感じる。こういうことには慣れてないのだ。

まぁ、これも思い込みやけど。

私も「日銀には発表方式の改善を望みたい」。

で、利下げそのものには与謝野さんが

「効果はほとんどないが、象徴的なもの」

という趣旨のことを仰っていた。

私も本音はそう思いますが(笑)、閣僚がそういうことを言っちゃいかん。

政策はいつも「意味あるもの」でないといけない。

それは「本当に意味あるもの」であるのが望ましいけど、望み薄でも「効果ないですけどね」というようなことを政治家が言っちゃいかんということです。